ついに目覚めた日本の至宝大谷翔平!5戦3発で打率も3割復帰!

スポーツ

まさかの大騒動に発展した通訳による金銭盗難と違法賭博問題でスポーツ以外の部分で渦中の人となった大谷翔平選手でしたが、ようやく心身のコンディションを取り戻してきたようです。

4月9日に行われた「ツインズ対ドジャース」の一戦に2番指名打者で先発した大谷選手は、ホームランを含む3安打猛打賞の活躍を見せました。

大谷選手の活躍により2-4で競り勝ったドジャースは、前日に1-8で大敗していた悪い流れをしっかりと止めることに成功しました。

直近5試合で3発のホームランを放っている大谷選手は、いよいよエンジン全開モードに入った様です。

この記事では、そんな「いよいよエンジン全開の大谷翔平」について解説していきたいと思います。

開幕から8試合ホームランなしと不調に陥っていた大谷選手

昨シーズンのア・リーグホームラン王でありMVPである大谷翔平選手は、開幕から大きな注目を集めていました。

しかし、水原一平氏による違法賭博問題(大谷選手の資産を盗み違法賭博をしていた)というショッキングな出来事によって、精神的に最悪な状態でシーズンをスタートすることになってしまったのです。

韓国での開幕シリーズでは、第1戦2安打、第2戦では1安打とまずまずの結果となりましたが、アメリカに戻っての本拠地開幕シリーズ3連戦では12打数3安打と低迷。

その後のジャイアンツとの2戦目までも不調は続き、ホームランが打てないどころか打率も.250を切ってしまう状態でした。

先頭打者を務めているムーキー・ベッツ選手が絶好調で5本のホームランを放っていたこともあり、余計に大谷の不調は目立ってしまいました。

ベッツだけでなく3番のフレディ・フリーマン選手や4番のウィル・スミス選手も打率4割を超えていたため、余計に大谷選手の不調がフォーカスされていたのです。

「やっぱり水原通訳の問題が大きく影響しているんだ」

多くのファンがそう感じ、今シーズンの大谷選手には期待できそうもないと感じたファンもいたはずです。

開幕9試合目で初ホームランを放つと一気に好調モードに

不調に陥っていた大谷選手に変化が訪れたのは、開幕から9試合目となったライバルのジャイアンツ戦でした。

7回に訪れた最終打席で見事ホームランを放ち、「ホームランを打たなければ」という長い呪縛から解き放たれたのです。

しばらく風邪をひき体調面でも万全ではなかった大谷翔平選手でしたが、このジャイアン戦でのホームランによって精神的なプレッシャーから解き放たれました。

体調面でも回復し、この日から好調モードが始まっていったのです。

10試合目のカブス戦では、ドジャース自体は7-9で敗戦となったものの、大谷選手は2試合連続となる2号2ランを放ちました。

その後も毎試合打撃で結果を残し、ツインズ戦で3号ホームランを放ちました。

この試合ではホームラン以外にも2安打を放っていて、猛打賞となっています。

これで5戦連続のマルチ安打となっていて、ホームランも3本と絶好調時の大谷選手が完全に戻ってきたといえます。

打率も.345といつの間にか3割を超えていて、ベッツやフリーマンと同等クラスの活躍となっています。

松井秀喜氏が持つ175本にあと1本に迫る

大谷選手が今季3号ホームランを放ったわけですが、この1本はメジャー通算174本目のホームランとなります。

6シーズン目でこの数字は凄まじいの一言ですが、実はあと1本で松井秀喜氏が持つ175本に並ぶことになるのです。

松井氏が10シーズンで達成させた175本を6シーズン目の序盤で達成する可能性があるわけですから、その凄さが際立ちますよね。

怪我無く大きくコンディションを落とさずにプレーし続ければ、今シーズン中のメジャー200本も十分に実現可能であるといえるでしょう。

大谷選手本人も「もちろん特別な数字なので早く打ちたい」と意気込んでいます。

4月10日、11日とツインズとの試合が行われるため、早ければこの2試合で松井秀喜氏の記録に並ぶ(もしくは超える)可能性もあるでしょう。

クリケットバットが好調の秘訣?

大谷選手は7日に行われたカブス戦の雨天中断中に「クリケットバット」を使用して打撃練習を行いました。

この練習がきっかけで「点」ではなく「面」でとらえるイメージを強く持つことができたのです。

もしかしたら今シーズンはこのクリケットバットでの打撃練習がドジャース内で流行る可能性もあるかもしれません。

まとめ

今回は、「いよいよエンジン全開の大谷翔平」について解説してきました。

開幕から不調が続いていた大谷翔平選手ですが、この5試合で3本のホームランと毎試合マルチ安打で一気に打率を.345に伸ばしています。

完全にコンディションは回復していて、精神的にも1本ホームランが出たことでプレッシャーから解放されているようです。

果たして4月はどれほどホームランを量産するのか、そのバッティングに注目です。

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