大谷翔平、ホームラン王獲得が近づく!来季以降も二刀流を継続する可能性は?

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今シーズンのメジャーリーグのレギュラーシーズンも終盤に差し掛かっています。 日本人ファンからすると、やはりエンゼルス大谷翔平選手の怪我が気になるところですよね。 9月16日には負傷者リスト(IL)入りし、今季の出場がなくなりました。 そして、近日中に右ひじの手術を行う可能性も浮上しており、来季への影響も懸念されます。 もう今シーズンはプレーすることはありませんが、大谷選手は現在ア・リーグのホームランランキング1位であるため、タイトルを獲得できるかが今後の注目ポイントであるといえるでしょう。 この記事では、そんな「大谷翔平のホームラン王獲得と来季以降の二刀流継続の可能性」について解説していきたいと思います。

大谷翔平選手はホームラン王獲得がほぼ決まっている

大谷選手は8月下旬から右ひじの故障やわき腹痛によって試合に出ておらずホームラン数は44本で泊まっていますが、まさかのランキング2位以下の選手たちもペースが急激に落ち、ほとんど差を縮められていません。 2位のルイス・ロベルト選手は、9月に入りまだ1本もホームランを打っておらず35本のままですし、3位のアドリス・ガルシア選手も9月はわずか2本のみで34本となっています。 また、長期離脱から復帰した昨シーズンのホームラン王であるアーロン・ジャッジ選手も、9月は3本歯科ホームランを放っておらず、32本となっています。 いずれの選手たちも残り12~13試合程度であるため、ここから44本の大谷選手を超えるのはまず不可能なのです。 つまり、一足先にシーズンを終了させた大谷選手は、日本人初(アジア人としても初)となるメジャーリーグのホームラン王獲得がほぼ確定しているわけです。 確かにシーズン終盤の怪我は残念ですし、2度目となる右ひじの手術のことを考えればネガティブになってしまいますが、WBC制覇と併せて日本野球にとって大きな一歩となる「日本人選手のメジャーリーグホームラン王獲得」が実現するわけですから、非常に実りある1年だったといえるでしょう。 大谷選手にとっても、メジャーリーグで初めてとなる大きな個人タイトル獲得ですから、喜びも大きいはずです。

来シーズン以降も二刀流でのプレーは可能なのか

日本人ファンとしては、良い状態で大谷選手に来シーズン始めから復帰してもらいたいと思ってしまいますが、実際にはどうなのでしょうか?

トミージョン手術かハイブリッド手術かによっても復帰時期が違う

まず問題となるのが、大谷選手が受ける手術の内容です。 以前にも受けたことがある「トミージョン手術」を受けるのか、それとも人工靭帯と他の部位から腱を移植する「ハイブリッド手術」を受けるのかによっても復帰時期が変わってきます。 トミージョン手術の場合は復帰まで20ヶ月程度掛かるため、来季は間違いなく投手としてプレーすることができない。 ハイブリッド手術の場合は、復帰までの期間はかなり早くなるが、これまでの症例が少ないために、リスクは高まる。 打者としては2024年の春ごろまでには復帰できる可能性が高いため、来シーズン大谷選手のプレーが観れなくなるといったことはないでしょう。 ただし、やはり「二刀流」となると来シーズンは観ることができないと考えておいた方が良さそうです。

年齢的にも打者に専念する可能性もあり

もしもトミージョン手術(もしくはハイブリッド手術)が成功し、順調にリハビリが進み復帰を果たしたとしても、今季中盤戦までのような完全ある二刀流でのプレーはなかなか難しくなる可能性が高いといえるでしょう。 なぜならば、大谷選手も来シーズンは30歳となり「無理の効かない年齢」に差し掛かっていくからだ。 30歳以上の選手で2度の肘の手術を行った選手がシーズンを通して二刀流を全力で続けていくなど、ありえないことであるといえるでしょう。 そのため、投手として復帰したとしても、明らかに「限定的な使われ方」となる可能性が高いはずです。 例えば、先発投手として起用されるにしても、登板間隔を今シーズンよりも大幅に空けるといった方法もあります。 また、先発投手ではなく「イニング限定の中継ぎ(もしくは抑え)投手」としてプレーする可能性もあるかもしれません。 打者としてはまだまだ期待できますが、やはり投手としてはフルでプレーするのは難しいのが現実だといえるでしょう。

まとめ

今回は、「大谷翔平のホームラン王獲得と来季以降の二刀流継続の可能性」について解説してきました。 日本人初となるホームラン王獲得が濃厚となっている大谷選手ですが、右ひじの手術を行う可能性が高いため、しばらくは二刀流でプレーする姿は観られそうにありません。 WBC優勝&シーズン終盤まで絶好調だっただけに少し残念ですが、きっと再び投打で活躍する姿も見せてくれるはずです。

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