7月15日、乃木坂46が出演する『乃木坂工事中』内36枚目シングル(8月21日発売)の選抜メンバーが発表されました。
注目のセンターは5期生の井上和で、去年の夏に発表された『おひとりさま天国』以来2度目のセンターとなります。
また、このシングルでは、9人の5期生が選抜入りするなど一気に世代交代が進みました。
この記事では、そんな「乃木坂46の36枚目シングルフォーメーション」について解説していきたいと思います。
注目のセンターは安定の井上和
36枚目は山下美月というエースが卒業した後のシングルというだけあり、「新生乃木坂」を象徴する大事なシングルとなる今作。
直前にCM起用されたことから、「五百城茉央や池田瑛紗がセンターに抜擢されるのでは?」といった憶測もありましたが、運営は「5期生の絶対的エース」を印象付けるために井上和を去年の夏に続き再びセンターに起用しました。
これで井上和は4期生の遠藤さくらと賀喜遥香と並ぶ乃木坂46の絶対的エースの1人になったと言っても過言ではないでしょう。
11人中9人が選抜入りとなった5期生
35枚目シングルでは、卒業する山下美月と同期の3期生が中心となるメンバー構成でしたが、36枚目は完全に世代交代を印象付ける選抜メンバーとなりました。
センターの井上和はもちろん、初フロントとなる池田瑛紗と小川彩、2列目には福伸入りとなった五百城茉央や一ノ瀬美美空がいます。
3列目には冨里奈央、菅原咲月、川﨑桜、中西アルノの4人が選ばれ、トータルで9人もの5期生が選抜入りとなりました。
11人中9人が選抜入りということで、今後は5期生の存在感がかなり大きくなっていくことでしょう。
特に予想外の起用となったのが、初選抜でフロントに抜擢されたグループ最年少の小川彩です。
これまでも人気自体は高くグループ全員から可愛がられていたメンバーでしたが、なかなか選抜メンバーへの壁は厚く、4作連続でアンダーメンバーとなっていました。
36枚目のシングルでは、「選抜メンバーになるのでは?」と期待するファンも多かったですが、選ばれるだけでなくいきなりフロントメンバーに起用されたのです。
センターは経験者の井上和ということで新鮮さはそれほどありませんでしたが、池田瑛紗と小川彩がフロントに抜擢されたことで、「新生乃木坂」というイメージを強くすることになります。
また、3列目ではあるものの、中西アルノがデビューシングル以来の選抜メンバーに選ばれたというのも大きな驚きの1つであったといえます。
スキャンダルによってアンチも多く精神的に辛い時期を過ごしてきた中西アルノですが、地道に頑張ってきた日々が報われたといえるでしょう。
選抜メンバーはある程度好評。問題は楽曲のクオリティか
36枚目シングルの選抜メンバーは、小川彩や中西アルノといったサプライズ選出はあったものの、井上和をセンターに据えることでアンチの声はそれほど大きくなっていません。
多少中西の選抜入りに対するアンチの声はあるものの、概ね妥当なメンバー編成だといえます。
残る課題となるのは、「楽曲自体のクオリティ」でしょう。
昨年発表された『おひとりさま天国』はある程度話題になったものの、ここ数年は乃木坂46の楽曲クオリティが低いとファンから心配されている状況です。
特に前作の『チャンスは平等』では、アンダー楽曲にMV再生数で負けるなど散々な評価であったことから、36枚目シングルのクオリティも心配されています。
ここ数年グループを代表するような楽曲を世に送り出せていない状況ゆえに、そろそろ大ヒットとまではいかないまでもヒット曲をリリースしたいものです。
いかに選抜メンバーが魅力的であっても、楽曲のクオリティが低ければ大きな話題にはなりません。
『インフルエンサー』や『きっかけ』『シンクロニシティ』といったレベルの楽曲となれば、間違いなく新生乃木坂46を世間に印象付けることができ、今後数年間人気を保つことも可能となっていきます。
その逆にもしも36枚目シングルのクオリティが前作同様であったならば、乃木坂46の凋落が始まってしまうかもしれません。
それほど36枚目シングルは乃木坂にとって大事なシングルなのです。
まとめ
今回は、「乃木坂46の36枚目シングルフォーメーション」について解説してきました。
発表される前までは様々な憶測が流れたものの、結果は井上和の単独センターという王道の選択でした。
5期生が9名選抜されており、「新生乃木坂46」というイメージはとても強くなるシングルとなります。
いったいどんな楽曲となるのか、楽しみに発表を待ちましょう。
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